勝負に勝ちたければ、縁起が良い「初鰹」を食らえ!

初鰹で寿命が伸びる⁉春の恵みがもたらす健康効果

4月から5月にピークを迎える「初鰹(はつがつお)」。そのさっぱりとした味わいで人気の高い魚ですが、実はこの初鰹、「寿命が伸びる」と言われているって知ってましたか?

「初物」は福を呼ぶ!

日本では昔から「初物を食べると寿命が伸びる」と言われています。初物とは、その時期に初めて収穫・漁獲された食材のこと。縁起がいいとされ、お祝いや贈り物として重宝されています。初物を食べると、75日寿命が伸びると言われていることから「初物七十五日」という言葉があるほど。

さらに、初物は東を向いて食べると幸運が舞い込むという伝説も語られています。この理由については、東が太陽が昇る方向だから、東が高貴な方位だからなど、さまざまな説が語られているようです。

食べて長生き!?「初鰹」

秋に比べて初物が少ない初夏。その中少ない初物の中でも人気なのが、活きが良くエネルギーに溢れた「初鰹」です。

鰹の旬は一年のうち、春から初夏にかけて黒潮にのって太平洋を北上する「初鰹」と、秋の水温低下に伴い三陸周辺の海から関東以南へ南下する「戻り鰹」の2回。

初物を食べると75日寿命が伸びるとされていますが、なんと初鰹の場合は750日も寿命が伸びるというから驚き。また鰹は、「勝魚」と書くということもあり、食べれば勝負ごとに強くなると言われ、縁起物がいい食材とされています。

負けられない試合や勝負があるという人は、ゲン担ぎに「初鰹」を召し上がってみてはいかがでしょうか♪

初鰹の美味しい食べ方はこちらの動画でチェックしてみてくださいね♪