「500円玉はご利益が…」お賽銭はいくらがいい?

お賽銭いくら入れるか迷う!

神社やお寺を参拝した際は、「お賽銭」を賽銭箱に入れるという習慣が身についているという人も多いでしょう。お賽銭を入れることは、穢れを払い身を清めるという意味もあると言われています。
このお賽銭の金額について「縁起が良い金額や、逆に良くない金額ってあるの?」と気になったことはありませんか? そんな疑問について答えてくれる投稿が話題となっています。

500円はご利益がない!?

Xでお賽銭についての投稿をしたのは、和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野にある「丹生都比売神社」の公式アカウント。

お正月、賽銭箱に並ぶ人々の列から「500円玉はご利益ないからダメ」という声が聞こえてきたそう。どうやら「これ以上の大きな硬貨(効果)がない」とされていることから、ご利益がないと言われているようです。

いくらが正解なの?

10円は「遠縁」や、15円は「十分ご縁がある」など、お賽銭は金額によって様々な意味があると聞いたことがありますよね。
「いったいいくらが正解なんだ!」と困惑してしまいそうですが、丹生都比売神社によると無理に語呂合わせを考えたり、気にしすぎたりする必要はないとのこと。金額や硬貨の種類よりも、手を合わせて神様への今日までの感謝と、心を込めて正しくお願いをすることが大切だといいます。

しかし、今はどの金融機関でも硬貨の入金には手数料が必要となるので、1円玉のみや5円玉のみでは手数料だけでお賽銭の大半が消えてしまうそう……。さらに、枚数によっては手数料の方が高くなる場合もあるとか。

お賽銭が無意味なものにならないようにするためにも、今後はお賽銭を投げる際には金額をよく考える必要がありそうですね!